笹 平(雨飾山(あまかざりやま)

 

 

 

 

 

 

2014年6月26日 雨飾高原キャンプ場から往復(単独・日帰り)

 

 

 

 

 

 

今回は今月の計画とはちょっと異なるが、

以前に買った朝日新聞出版の「日本百名山」に、記載されている雨飾山自然図鑑頁記載の、

キバナノアツモリソウが気になって仕方がないので、急遽出かけることにした。

 

 

 

 

 

 

<登山地図(地図をクリックすると位置図)>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<まずは鎌池周遊>

 

 

 

 

 

 

 

<雨飾高原キャンプ場駐車場とトイレ棟>

 

<登山口(ここからが急登の始まり)>

6:25 鎌 池

雨飾高原の少し手前を左折したところにある鎌池は、大きさこそたいしたことはないが秋の紅葉が素晴らしいらしい。

せっかくここまで来たのだから、是非とも訪れてみたい場所である!

急げば写真を撮っても5分くらいで回れるが、もう少しゆったりと時間をかけて池に映り込む新緑を楽しみたいものである。

7:00 雨飾高原キャンプ場駐車場

駐車車両は少なくゆったりと止めることができた。

ここには、トイレ棟のほか休憩?棟もありその上段にキャンプ場管理等があり、ちょっとした売店のようになっているみたい?である。

7:20 登山口

山際の水平木道を快適に歩く。

右に左に花の終わったミズバショウのが、その名の由来のバナナの葉に似た大きな葉を広げている。

また、木道脇の小さな沢には時々結構な大きさの岩魚が泳いでいるのが見られるが、気配を感じて隠れるので写真には撮れない。

やがて、ベンチのあるちょっとした広場で行きど止まりとなり、ここが登山口である。

 

 

 

 

 

 

 

<ブナ平のブナの巨木たち>

8:00 ブナ平

登山口からはいきなりの急登!時々ブナの巨木・大木も現れて清々しい新緑が味わえ、疲れなぞどこかに飛んでしまう。というのは嘘ですぐにバテバテになり、よたよたとブナ平に辿り着いた。

ちょっとした平地になって、周りはブナの大木に囲まれていて気持ちが良い風が吹いてくる。

ゆっくり休憩していたいがまだ先は長い早々に出発する。

 

 

 

 

 

<天狗原山・金山方面>

 

<最初の雪渓>

 

 

 

 

 

 

<荒菅沢を俯瞰>

 

 

 

 

<荒菅沢の雪渓上から笹平方面を仰ぐ>

8:55 荒菅沢

ブナ平からも急とは続くがやや平らになった感じ!それでも歩みはどんどん遅くなってしまう。

水平な登山道が降りに変わると下の方に荒菅沢が俯瞰でき、新緑と残雪の対比が素晴らしい!ここでは雪渓を眺めながら暫しの休憩。

雪の上には多くの落石が危うく止まっていて、なんだか不気味である。

音のしない落石に注意を払いながら横断。

 

 

 

 

<シラネアオイは終焉間近>

 

<あの急登を登りきれば笹平>

 

 

 

 

 

 

 

<笹平の標識>

 

<笹平と向こう雨飾山山頂>

10:55 笹 平

荒菅沢の雪渓までは急坂を下りるのだが大したことは無い。前に来た時には沢の雪渓際にカタクリの花が咲いていたのだが、今回は少しのシラネアオイが咲いているだけでちょっぴりさみしい。

雪渓から笹平までの超!急坂には2か所に梯子が設置してあるのだが、その手前の樹林帯で十分にバテてしまって後は惰性だけで登る。

途中、下山する山ガールとすれ違ったのでキバナノアツモリソウ情報を取得!なんでも笹平に右手側に有ってなかなか見つけにくいとのこと・・・。

それでも何とか笹平に到着し大休止、フルーツゼリーを食べながら山頂を眺めていたが、登頂の意欲が湧いてこない!

しかたがないので、ここでゆったりとキバナノアツモリソウの探索や花の写真撮影で山頂往復の時間を潰そうと決定!

キバナノアツモリソウはありました!

花の色が雑草にカモフラージュするのでなかなか見つけ辛いが、3か所で見つけることができた。

 

 

 

 

 

 

<アカモノの可憐なピンク>

 

 

 

 

 

 

<ハクサンチドリはいっぱい咲いていた>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<キバナノアツモリソウ達(上の写真に取りついているのは地蜂)>

12:20 下山開始

一寸ゆったりしすぎた!下山もよろよろ?ひょろひょろ?休み休み降ってきたのでずいぶん時間がかかってしまったが、何とか帰り着くことができた。

休憩所の自販機で買って飲んだサイダーが物凄く旨かった!!

 

 

 

 

[おまけ]

 

 

<木道横の河原に有ったカツラの巨木)>

 

 

 

 

 

 

[雑 感]

またまたバテてしまった!

今回のコースも、急登の連続ではあるものの距離があまり長くない!どうしてしまったのか・・・?

歯が痛かったのは事実だが、葉で歩くわけではないに。今年の登山が思いやられる。

それにしてもキバナノアツモリソウに出会えたのはうれしかった!有ることはわかっていたのだが、見つけられるかどうか不安があった。

けして綺麗な派手な花ではないが、よく見ると吹き出してしまうようなユニークな顔をしている愛嬌ものである。レッドブックにも記載された貴重な植物である。いつまでもいつまでもここに咲いててほしいものである。

 

 

 

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