裏妙義山

 

 

 

 

 

 

2014年5月 3日 籠沢(こもりさわ)コース・巡視道周(単独・日帰り)

 

 

 

 

 

 

一昨年は裏妙義・昨年は妙義と出かけてきたのだが、

いずれも怖さのお蔭か?コースの詳細が思い浮かべられない!

それではと今年も挑戦してみることにしたが、今度は裏妙義の順番である。

前回のように国民宿舎一泊!

等というような贅沢は言っておられない。

今年は、行程の短い国民宿舎からのコースにして、日帰りとした。

 

 

 

 

<案内看板>

6:20 国民宿舎裏妙義駐車場到着

自宅からここまでの距離が200km若、約3時間20分で到着!高速90km/h、一般道50km/hの設定はこの時間なら妥当なようである。

国民宿者の前は大きな駐車場になっているのだが、登山者用は四阿付近とどこかで見たような気がしたので、ここに駐車し身支度を整えて宿舎に行って確認、正解だった。

 

 

 

 

 

 

 

<国民宿舎から裏妙義山>

 

<ここを直進すると登山口>

 

 

 

 

 

<籠沢登山口標識(この後にもこのような標識)>

 

<籠沢登山口標識>

6:40 籠沢登山口

国民宿舎から少し戻った林道のゲート脇を通って登山道口に向かう。

いつもならばこの程度の高さの山なら登山届は出さなないのだが、この山は特別!前夜用意した届をポストに入れて先に進む。

10分弱で登山口!

 

 

 

 

 

<木 戸>

 

<真新しい鎖>

7:30 木 戸

何でもないちょっとした平地がこの木戸である。大雑把にいってここからが沢の登山道、いくつかの鎖もあってややスリルは有るものの、景観やこれといった花も無くちょっと退屈なのぼりである。

 

 

 

 

<先の明るくなっているところが籠沢のコル>

 

 

 

 

 

 

 

<籠沢のコルの標識>

 

<コルからいきなり鎖場(向こうが籠沢のコル)>

8:40 籠沢のコル

退屈なのぼりと書いてしまったが、実は最後の数十メートルの鎖場はそんなことは言っておられない!

先行者が居ればなおさらだが落石要注意ヶ所である。

できることならばヘルメット装着がおすすめ!

 

 

 

 

<ミョウギイワザクラ最初の群落>

 

 

 

 

 

 

 

<この鎖を登って>

 

<この水平鎖に伝わって横這い>

 

 

 

 

 

 

<次のは小群落>

 

 

 

 

 

 

<丁須の頭(ちょうずのかしら)の基部に登る長い鎖>

 

 

 

 

 

 

 

<丁須の頭肩から基部に降りる登山者(若い女性)>

 

<丁須の頭西の無名岩峰>

 

 

 

 

 

 

<丁須の頭北西には浅間山>

9:05 鍵沢のコル

籠沢のコルから少し崩壊した鎖場を通過してすぐのところにミョウギイワザクラの群落、花は小さいが雑草の間にピンク色が映えて見逃すことはない。今年は時期的に早いのか花数が少なく、淡い期待を抱いていた白花も見当たらず少しがっかり!

いくつかの鎖場を通過すると鍵沢のコル、左上を仰げば今にも折れて落ちそうな気がする丁須の頭がそびえている。

前回はここから眺めただけで、後で登って見たかったと反省したものだったが、今回は勇気を振り絞って長〜い鎖に挑戦!このあたりの山の特徴だが、モルタルに玉石を植え付けたような岩は、見た目以上に足がかりが豊富で基部には難なく登れた。

そこには、ロープを使って肩まで登る訓練をしていた男女がいて、登ってみたら?と奨められたがこれ以上は高度恐怖症が疼いて無理、まして頭に登ろうとは夢にも思えない!(頭までにも鎖がぶら下がっているのだが・・・)

9:15 鍵沢のコルを出発

 

 

 

 

 

 

<無名岩峰から臨む(丁須の頭の肩に二人、基部にも二人)>

 

 

 

 

 

 

 

<これから行く赤岩と烏帽子岩>

 

<ルンゼ内の鎖>

 

 

 

 

 

 

<ルンゼ内の鎖20mを降りる登山者>

9:30 ルンゼ内の鎖場

何段の鎖が下がっていたのか定かではいないが、3段前後で20mだと思う。

怖くはないが、足がかりを間違えると、鎖を握ったまま全体重を預けるようなタイミングもあり、結構草臥れる。(上の写真は、新潟からの登山者で了解を得て撮影したものです。が、このホームページに掲載するのは話していない。ごめんなさい!)

 

 

 

 

 

 

<赤岩桟道トラバース遠景>

 

 

 

 

 

 

<赤岩桟道トラバースする登山者>

10:10 赤岩絶壁トラバース・同桟道トラバース

ここも高度感豊富で本来なら通過にかなり躊躇するのだが、長年培った登山技術「怖い物からさりげなく目をそらす」を使って下を意識しないようにしたからあまり気にならなかった。

桟道は、一昨年と比べると落石のせいか?落雪のせいか?アルミの梯子がかなり凸凹とゆがんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<この群落はやや大規模>

 

 

 

 

 

 

 

<風 穴>

 

<風穴の横の岩の上から手前烏帽子岩戸向こう赤岩>

11:33 風穴尾根の頭

風穴と思われる穴が、屏風のような薄っぺらの岩峰に空いていたから間違いないと思うが、景色が良いとされる岩はかなり力まないと登れない!が、登ってしまえば素晴らしい景色が望められる。

時間も良い時間になったので、長野からの親子連れの横で昼食、今回はちょっと贅沢に笹寿司とペットボトルのお茶である。

12:20 三方境

風穴尾根の頭を過ぎれば樹林帯、最初は雑木だがそのうちに常緑時の林となり、展望が利かず面白くない!

4:05 国民宿舎裏妙義に帰着

巡視道は、植樹の維持・管理用だと思われるが結構踏み込まれているのと、岩の少ない柔らかな路盤なので快適である。

 

 

 

 

 

 

[雑 感]

やはりこのコースの核心部分は、記憶が飛んでしまっている!自分で思っているより遥かに気が小さいのであろう!

イワザクラとミョウギイワザクラの違いはよくわからんが、ちょっと見では葉っぱが妙義の方が毛深いように感じた。いずれにしても、今回は開花のタイミングがうまく合って大いに満足できた。

また、恐怖感は別としてコースの選択もうまくいって、晩酌時間に間に合ったのは大きな成果である。

 

 

 

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